これから子供を出産するお母さんと、すでにジャカルタで出産を体験したお母さん。そんな二人のお母さんの出会いから、 ジャカルタマザーズクラブは始まりました。1994年のことです。
ジャカルタマザーズクラブ(JMC)は、ジャカルタに在住する妊婦さんや子育て中のお母さんたちの生活が少しでも快適で有意義なものになるようにと、 様々な情報を提供し、生活を支援する、会員制ボランティアグループです。

JMC について

活動趣旨

ジャカルタマザーズクラブ(JMC)は、ジャカルタに在住する妊婦さんや、子育て中のお母さんたちの生活が少しでも快適で有意義なものになるようにと、当地の様々な情報を提供したり、生活を支援する、会員制ボランティアグループです。
ジャカルタマザーズクラブの中心となり、ボランティアスタッフとして活動している人たちは、普通のお母さんたちです。ジャカルタでの出産や育児の経験者をはじめ、さまざまな分野で日本や他国で活躍してきた人たちもおり、”それぞれのできることをできる範囲で行うこと”をモットーに、現在ジャカルタに在住中のお母さんたちが集まって活動しています。

活動内容(発足から現在まで)

1994年に発足して以来、少しずつ会員を増やし、2018年8月現在では現行会員は189人となりました。
ボランティアスタッフの人数の増減が可能な活動内容に大きく影響していますので、増減の状況に応じて、随時、活動内容が再検討されています。発足当初は、ジャカルタでの出産・育児事情をみんなで話し合う場「テーブルトーク」の開催のみでしたが、2013年8月からは、妊婦さんを対象とした「プレママ交流会」、さまざまな物品のリサイクルを目的とした「マザーズバザー」、小さいお子さんを対象とした「マザーズプレイグループ」の開催、会報誌「くらぱ通信」の発行やお母さんとお子さんを対象とした「マザーズ文庫」の貸し出し、出版物の販売など多岐にわたっています。2018年度からはジャカルタ生活の不安を少しでも解消できるように「生活サポート」が発足しました。
これらの活動参加資格は、会員のみに限定されています。(ただし、マザーズバザーのみに関しては、会員限定の時間以降に非会員の方の入場も許可しています。)
1997年には、今までの活動で集めてきた情報を一冊の本としてまとめ、”ジャカルタでの妊娠・出産・育児・生活のためのガイドブック「くらぱ」”を出版、2000年には、内容をアップデート&さらに充実させた「改訂版くらぱ」を出版することができました。双方合わせて900冊を完売しました。
その後、2004年に小冊子4種を編集、発行しましたが、内容が古くなりつつある現在、販売を休止しました。時代がデジタル化するとともに、会報誌ではなく2017年~会員限定のメールマガジンを発行しています。
妊婦さんには、日本から取り寄せた英語/日本語の二カ国語併記の母子手帳の販売を行っています。
ジャカルタマザーズクラブのすべての活動は、会員のみなさんからの会費のみで運営されており、ジャカルタに住む日本人のお母さんたちのためばかりでなく、インドネシアの福祉団体への寄付活動も行っています。
ジャカルタマザーズクラブの活動に参加することによって、多くの方にジャカルタでの生活をより有意義&積極的に過ごしていただきたいと思います。